「悩み」「苦しみ」から抜け出したい方へ

 

あなたに起きていること

あなたが今、お金のことで悩んでいようと、人間関係で悩んでいようと、夫婦関係で悩んでいようと、親子の確執に悩んでいようと、子供の教育で悩んでいようと、仕事の壁に当たっていようと、むなしさを抱えていようと、や、引きこもりや、健康の悩みも、全部たったひとつの法則によって、起きているのです。

例外なきひとつの法則

その唯一の法則とは「原因と結果の法則」というものです。

つまり、今、あなたに起きていることはすべて何かの「結果」であるということ、そして「結果」があるということは、そこには、必ず「原因」がある、ということです。

「原因」のない「結果」は存在しません。

ですから、あなたが今、何に悩んでいようと、どんな状況が目の前にあろうと、それは、すべてこの法則によって起きた結果なのです。

 

原因は何なのでしょうか?

では、あなたに起きているあらゆることの原因はなんなのでしょうか?

それは、あなたの「心」です。

あなたの「心」がすべての原因となって、あなたの目の前に結果となって現れているのです。

しかし、いきなり「原因は心」と言われても、ピンとこないかもしれません。では、「心」と「現状(悩み)」の因果関係を、少し違った角度からお話していきましょう。

 

あなたの心が作り出す世界

仮に今、一見して人相の悪い人が目の前に現れたら、あなたはどう思うでしょうか。「この人は怖い人かもしれない」と思うはずです。しかし、その人のことをよく知っていて、彼はとても優しい、よい人だと分かっていたら、怖い人だとは思わないはずです。

このように、人を見るときも、自分の価値観でしか見ることができないのです。つまり、その人の真実がそこに存在しているのではなく、その人をそのように評価している自分の心があるだけなのです。

また、散歩していて向こうから犬を連れた人がやってきたとします。すると、犬はつながれているにもかかわらず、恐怖感を抱く人がいます。

もし仮に以前、犬に噛まれた経験があれば、恐れを感じて当然でしょう。反対に犬好きの人は、かわいいと感じ、 寄っていって飼い主に名前を聞いたり、更には犬にまで話しかけたりします。

同じ出来事、同じ現象を見ているはずなのに、見えている世界も違えば、それに対する反応もまったく正反対です。このことはあらゆる出来事において成り立ちます。

つまり、外で起きていることには、それ自体として固定された意味はないのです。その意味はあなたの心が決めているからです。

どんな出来事であれ、外に起きたことで嫌な気持ちや、責める気持ちになったとしたら、そう思う自分の心が現象面に移し出されているのです。

たとえるならば、私たちの目の前に起きるあらゆる現象は、映画館のスクリーンに映し出された映像のようなものなのです。そしてフィルムにあたるのが、私たちの心です。

映画を観ている時、気に入らない場面があったからといって、舞台に上がっていってスクリーン映った映像に手をつけても、映像は変りません。でも、後ろを振り向いて、映写機の中にあるフィルムを変えたら、一瞬で変わるのです。

 

人間は記憶の塊

心を映画のフィルムにたとえました。では、その心とは何でできているのでしょうか。

この問いかけに対し、私は「心は記憶でできている」と答えます。私たちは生まれてから、多くの人間関係の中で経験を重ねながら生きてきたはずです。

親、兄弟姉妹、学校の先生、友達、そして社会に出てから出会った人など、関わった人は相当な数になると思います。

そして、その人たちとの関わりを通して、嬉しかったこと、悲しかったこと、だまされたこと、ほめられたこと、辛かったこと、痛かったことなど、無数に出来事の記憶があるはずです。

ここで言う記憶は、たとえば学校の試験のために勉強した知識の記憶も含まれますが、むしろ、試験でよい点をとり、親先生に褒められた「プラス」と思えるような記憶や、赤点をとってしまい「ちゃんと勉強しなさい!」と叱られた「マイナス」と思える記憶など、感情が湧き上がる記憶ほうが重要です。

実は、あなたの中にはこれら無数のプラスそしてマイナス記憶がすべて保存されているのです。そして、出来事を捉える際の基準となっているのです。

 

人間は記憶でできている

さらに言えば、私は人間そのものが「記憶でできている」と捉えています。

もちろん、「細胞からできている」「遺伝子からできている」など、物理的な捉え方は多数あり、それらは全て正しいのでしょうが、それらを包括する形で私は「人間は記憶からできている」と答えます。

あなたは「オギャア」とこの世に誕生した時、すでにおじいさん、おばあさん、そして、お父さん、お母さんに顔が似ていたり、性格が似ていたり、また、同じような病気になるような可能性秘めて生まれてきています。

つまりそれは、あなたの先祖からの記憶が、遺伝子によって引き継がれている証拠です、あなたの顔も、性格の一部も、ご先祖様から引き継がれた遺伝子の記憶なのです。実は生まれた時点で、ゼロスタートではなく、すでに膨大な記憶を背負っているのです。

また、魂の世界では、仮に前世があるとすれば、その影響も明らかに受けて生まれてきています。

このように私たちは、遺伝子からと前世からの記憶が折り重なって生まれ、生まれてからは無数の人々との関係の中で多くの経験を重ね、それらすべてを記憶として蓄積しているのです。

そして、この記憶が、スクリーンに映像を映し出しているフィルムなのです。

 
 

すべてあなたの心の反映

あなたの周囲には、何をやってもトントン拍子にうまくいく人と、逆に、何をやってもすべて裏目に出てしまい、なぜかうまくいかない人がいないでしょうか。

そういう人を私たちはよく「あの人は運がいいんだ」とか「あいつはホントにツイないな。運が悪いよな」といった言葉片づけたりします。

でも、よく考えてみてください。

「運がよい」「運が悪い」というのは、表現を変えれば「よくわからない」ということです。「よくわからないけど、あの人はうまくいく…」「よくわからないけど、失敗ばかり」よくわからないから、「運」というわからないものを持ち出して、うやむやにしているのです。

そして、「運がよい」「運が悪い」と言って、それ以上突き詰めないようなことにも、間違いなく原因があり、その原因とは、「心」なのです。

心には吸引力があり、本人はまったく意識をしていなくても、よい運を引き寄せる力や、悪い運を引き寄せる力が働いています。

私たちは何をしていても、必ず何らかの心が反応しており、その心が、言葉となり、顔つきとなり、行動となり、そして運命となって跳ね返ってくるのです。

「本当の自分」の存在

心が原因となっているのは、「運」だけにとどまりません。実は、あなたの目の前に展開している世界、あなたが見て、感じて、経験している現実すべての原因があなたの心なのです。

現在のあなたがどのような状態あるとしても、それは時代のせいでも、他人のせいでもありません。

このことは、にわかに受け入れがたい話かもしれません。

「明らかに、あの人のせいでトラブル巻き込まれたのに、どうしてその原因が自分の心だというんだ」「自分は一切悪くないのに、どうして……」「そもそも私がこういう性格になったのは、あの親に育てられたからじゃないのか」「どう考えても、こんな結果自分の心で望んだ覚えはない……」

自分の心が原因だったとして、好んで嫌な思いをするはずありません。嫌な状況の原因が例外なく自分の心だと言われても、当然、受け入れがたいでしょう。

しかし、その原因である心の仕組みを理解すれば、このことがまぎれもない事実であること明らかになります。

あなたが意識している心は、実は非常に表面的な浅い部分の心です。この心は、あなたの目の前の結果に対してさほど大きな影響は与えません。実は、あなたの心のもっと深い部分に、あなたの状況の本当の原因があるのです。

この部分は、普段自分では意識することが難しいのですが、ほんのわずかなきっかけで、容易に表出します。これが、様々な出来事の原因となっていて、あなたの目の前に映る世界を作り出しているのです。

ここまでの話は、まだ地表からわずかに掘り下げただけの、ほんの表層に過ぎません。その最も深い部分に、これまた例外なく存在する「心」があります。それこそが、これからお伝えする「本当の自分」の存在なのです。

後から付け加えられた知識、価値観から見た自分ではない、もともとある「本当の自分」があなたの中には確実に存在しています。

この存在を理解するためには「心」というもの仕組みを理解する必要があります。この「心」とは、他でもない、あなた自身の心のことです。

確実に、間違えずに、ダイヤモンドにたどり着くためにも、ゆっくりと「心」の仕組みについて掘り下げていきましょう。

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